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世界の両大腿義足ユーザー

更新日:2021年7月26日

世界中の両大腿義足ユーザーは一体どれくらいいるのでしょうか。

義足ユーザーなら誰しも、自分の条件に近い人の歩容は少なからず興味があると思います。

僕は両大腿義足ユーザーなので、特に自分の条件に近い義足ユーザーを見るのが興味あります。しかし、まだ自分以上に短断端の両大腿義足ユーザーを見たことがありません。


今はYouTubeなどで世界中から発信されている義足ユーザーの動画を見ることができますが、それらの動画を見るとき、僕はまず両足の断端の長さを見ます。


一般的に断端が短ければ短いほど、それだけ歩くことが困難になります。

歩ける場所は限定されますし、歩ける距離も短くなります。また、歩幅も狭くなります。

普通に歩いているつもりでも、実際の速度はゆっくりだったりもします。

でも全身の疲労感はすごく大きい。つまり、歩くうえで全てにおいて不利なんです。

ちなみに僕の場合、歩く場所は限定的ですが、歩速についてはピッチで補っています。義足で歩いているときは、いつも全速力で走っている様子をイメージしていただくと分かりやすいかも知れません。

疲労についてはもう仕方ない!持久力をつけることは大事ですが、限界はありますもん(笑)

だから適度な休憩はとても大事です。

両大腿切断者の義足歩行時のエネルギー消費量は健常者の280%増と言われていますが、

短断端の場合はそれ以上ではないでしょうか。いや、きっとそれ以上だ!


話が逸れましたが・・・

逆に断端が長い場合は、条件にもよりますが、有能なPOと訓練次第でフリーハンドで長距離を歩くことも十分可能でしょう。両大腿義足ユーザーは健側がない分、おおよそ断端の長さで歩けるシチュエーションが決まると言って良いと思います。(個人的見解)


さて、それでは両大腿義足ユーザーの動画をいくつか紹介します。勝手な見解ですが、断端が長くて運動機能に制限がない&元軍人は、フリーハンドで歩けて当然だと思います(笑)

特に元軍人は超人的ですね。一般人とは比較になりません。

この動画がいちばん印象的でした。おそらく両足に関しては僕に限りなく近い条件です。僕も最初は股義足から始めました。彼はいま歩いているのでしょうか。


やはり元軍人さんはポテンシャルが違いますね。両足の断端が長いこともありますが、歩容が美しくて普通に歩けています。長ズボンを履いたら義足だとは分からないほどです。


この人も元軍人です。

3肢切断でも歩容はとてもきれいです。

両大腿切断でも条件が良ければ走ることもできます。すごい肉体の持ち主だ!



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