最優秀賞を受賞しました
- Shinji Ishikawa
- 2021年8月4日
- 読了時間: 2分
この度、日本理学療法士協会が主催する写真コンテストに応募し、最優秀賞を受賞しました。
このコンテストは「笑顔をあきらめない」をテーマに掲げ、毎年開催されています。
撮影した場所はふらっと寄った公園で、たまたま撮影したうちの1枚でした。
この公園は広大で起伏が激しく、両大腿義足ユーザーにとってはとても歩けた場所ではありません。撮影時は初夏だったのですが日差しが暑く、とても疲れました。
歩きやすいスペースを探しながらとにかく歩き、比較的平坦な場所で休憩した際に撮ったのがこの写真です。僕も娘も笑っていて、ある意味奇跡の一枚となりました。
僕は過去に3度リハビリを受けてきましたが、リハビリ無くして義足歩行獲得はあり得ないと思っています。歩けるようになった成果として、理学療法士の人たちに知ってもらうためにこのコンテストに応募しました。
僕を歩かせることができなかった人、切断者を担当して満足いく結果が出せなった人、切断者や義足の知識が無い人など…この受賞をきっかけに、多くの人が僕の写真を目にすることでしょう。どうか多くの人の”気付き”となり、切断者や義足ユーザーの歩む道が少しでも明るくなればいいなと思います。
そして僕はこれからも、極短断端の両大腿切断という厳しい条件でも、歩くことができると証明し続けていきます。

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石川さん、本当におめでとうございます。素晴らしい写真です!娘ちゃんと手をつないで歩いている写真を心待ちにしています!
石川さん、こんにちは。 最優秀賞受賞おめでとう ございます。SNSの友人で両脚切断者がおります。 ひとりは先天性もうひとりは やはりバイク事故と伺いました 片脚でも大変なのに 両脚ともなると 次元が違うのは勿論。 そのハンディキャップに負ける事なく、歩く姿に尊敬します。 追伸…暑い日が続いています。 お身体ご自愛ください。 amputee maki